大阪市長選挙の結果を受けて
2005年大阪市長選挙の結果をうけて
2005年11月28日
大阪市をよくする会
11月27日投票の大阪市長選挙で、大阪市をよくする会が擁立し、たたかいぬいてきた姫野浄候補は16万5874票を獲得しましたが、善戦及ばず、残念ながら当選に至ることはできませんでした。関氏は前回よりも10万票近く減らし27万8914票、辻氏は18万9193票でした。大阪市をよくする会が擁立した候補が当選者の得票の60%まで接近したのは、初めてのことです。
姫野候補を支持していただいた市民のみなさんに厚く御礼申し上げます。また、姫野市長実現のために昼夜を分かたずご奮闘いただいた大阪市をよくする会の加盟団体、地域連絡会のみなさんに心から敬意と感謝を申し上げます。さまざまな形でご支援をいただいた各界各層のみなさまに重ねて御礼を申し上げる次第です。
今回の市長選挙は、前市長が、ヤミ年金・退職金問題、同和・芦原病院に対する乱脈融資、破たんした3セク処理問題の責任を取って辞任しながら、「改革の民意を問う」として再出馬するという極めて異常な形でスタートしました。
また、今回の選挙は、市民不在の市政に対する市民の大きな怒りと、長年にわたって続いてきた「助役世襲市長・自公民オール与党・市労連(連合系)」のトライアングルが維持できなくなる中でたたかわれました。さらに、大阪市をよくする会が一貫して主張してきた、ムダな大規模開発や不公正乱脈な同和行政がマスメディアに取り上げられたことも大きな変化でした。
前市長は、公然と「オール与党」に支持を求め、自民・公明が推薦。また、朝令暮改のごとく一度発表した内容や主張を変えるなどの姿勢がたびたび批判を浴びました。民主党の元国会議員は、「解同」との強い関係をひた隠し、「しがらみがない」といいつつ、市労連(連合系)や民主党の応援を受けるなど矛盾した選挙戦を進めざるを得ませんでした。
こうした中で、「政策的にぶれない姫野さんはさすがだ」「市民に優しい政治家」「姫野さんしか今の大阪市を変えられる人はいない」との声が広がりました。急な選挙ということもありましたが、力不足により姫野市長実現には至りませんでした。しかしながら、選挙戦を通じての私たちの主張は、少なくない市民のみなさんからの共感を得ることができました。市長選挙に関わって、「市政の最優先課題は大規模開発の見直し」という世論調査結果や、同和・芦原病院への融資焦げ付き、人権文化センター会議室利用率の異常な低さなどが新聞報道されるなど、かつてないほど同和問題にも注目が集まりました。これらは、市政の改革に向けて重要な到達点であり、私たちと多くの市民のみなさんが求めている市政改革の方向と合致するものと言えます。
得票数を大幅に減らし、絶対有権者比でわずか13.5%にしか至らなかった関市長に「信を得た」と語る資格はありません。新聞報道でも「勝者なき出直し選 市民信任ほど遠く」と評されるほどです。今後とも私たちは、市長選挙を通じて明らかになった市政の問題点の解明を深め、2年後の市長選勝利をめざす所存です。市民のみなさんとともに市政改革の方向性を見据え、市民運動を強化し、敬老パスや新婚家賃補助制度などを守りぬくため運動を引き続き継続していくことを表明するものです。
以上
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